生駒市子ども・若者総合相談窓口(ユースネットいこま)は、不登校やニート、ひきこもりなど様々な困難を抱える子ども・若者やその家族の方のご相談を受け、今後の自立に向けた一歩を踏み出すためにはどうすればいいかを一緒に考え、支援する機関として平成30年1月26日にオープンします。
相談支援のほか、困難を抱えた子ども・若者やその家族の「居場所」づくりに向けたイベントなども開催していく予定です。ご相談は無料です(予約制)。お気軽にお問い合わせください。
オンライン相談を始めています。新型コロナウイルス感染が不安な方や、外出が難しい方のために、 |
市長メッセージ
近年、不登校やニート・ひきこもりといった社会生活上、様々な困難を抱える子ども・若者の数が増加するなど、全国的に大きな課題となっております。内閣府の調査(平成27年度)によると、ひきこもりの状態にある若者の数は、約54万人と推計され、これを生駒市に置き換えると約、600人程度と考えられます。
子ども・若者に関する課題は、家庭環境や発達障がい、虐待や経済的な問題など、様々な背景・要因が複雑に絡みあっていることが多く、縦割りではなく、各分野の機関が連携しながら総合的な支援を行う必要があります。そこで生駒市では、計37の関係機関による「生駒市子ども・若者支援ネットワーク」を平成29年3月に立ち上げ、ネットワークでの支援につなぐための最初の相談窓口として、「ユースネットいこま」を開設することになりました。
「ユースネットいこま」の特徴としては、【1】40歳以上の方についても対応、【2】土・日曜日の対応も含めた常設型の施設、【3】訪問支援(アウトリーチ)の実施であり、全国でも先進的な取り組みになります。将来の不安やお悩みを持ちながらも「どこに相談に行けばよいかわからない・・・」という場合は、まず「ユースネットいこま」にご連絡ください。経験豊富なスタッフが丁寧にお話をお聴きし、一人ひとりに最適な支援を受けられるよう調整いたします。生駒市として、「ユースネットいこま」での相談・支援を通して、ひとりでも多くの子ども・若者の方が、社会復帰に向けた一歩を踏み出せるよう取り組んでまいります。
平成30年1月 生駒市長 小紫 雅史